みさきの歯科医院

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別解・歯周病治療

歯周病は口腔内細菌、腸内細菌、ヘルペスウイルスの複合感染と歯肉への物理的刺激である

別解とは過去の定石、セオリー、正攻法といった正解に対してそれまでの常識を打ち破る  前例のないアイデア、方法のことです あなたが悩みぶつかっている壁を軽々突破してしまう 新しい治療法をご紹介いたします

歯周病の原因は歯周病菌というのは今までは常識でしたがオーリングテストをすると
腸内細菌、ヘルペスウイルスの反応も出ます ようは歯みがきを一生懸命しても歯周病の 手術を受けても腸内細菌、ヘルペスウイルスへの対応、つまり体温以下の飲食、生食、口呼吸を止めないと改善は難しいことがあるということです こんなことを言っても都市伝説だのオカルトだの科学的根拠とは言えないなどいろいろ言われてきましたけれど
福岡歯科大学の田中芳彦教授がこの度日本病巣疾患研究会で腸内細菌が歯周病に与える影響のご講演をされることになりました 西原克成先生とその一派が90年代後半からいくら言ったところでおかしな人扱いでしたがこのような権威のある先生が発表されるというのは歯科業界や世間の対応が全然違います 歯科業界的にはものすごい進歩だとおもいます もっとも解釈というか考え方は違うのですがそれでも歯周病に腸内細菌が関与なんて新しい?発見は革命的です 四半世紀かかりましたか・・この後歯科業界がヘルペスウイルスにたどり着くにはもう四半世紀かかるのか?
いやでもウイルスは光学顕微鏡では見えませんので ようは野口英世状態ですから
 (いくら顕微鏡を見たところで黄熱病ウイルスは見えないので発見までにはいたらなかった) いかがでしょうか?最近 他の先生や歯科コンサルタントで あっ それ うちのホームページみたでしょ? というようなことが 散見されるようになりましたのでひょっとするとそこまで時間がかからないかもしれません 時代が追いかけて来るっていうんでしょうか? 風が吹いているというか・・西原先生が正当に評価される日が早く来ることを祈るばかりです
一般的には病原菌やウイルスを特定して投与する薬剤を決めます 
オーリングテストの場合はまずどの薬剤が効果があるかどの食べ物があっていないのかの答えが先にわかります
そこからこの薬とこの薬が効果があるということは原因はこの細菌とこの細菌、もしくはウイルスが原因であろう 
となると感染経路はこのパターンだろうと原因を推察します
順番が逆なんです 高価な機材もいらないし できるようになるといろいろ応用がきいて便利なんです
具体的には 生活習慣改善の後 常用量の20分の一から4分の1の抗ウイルス剤、抗生剤を3日から30日投与します 歯周病だけでなく 病気は細菌ウイルスの複合感染で血液に乗って全身に回り 弱っている部位にその部位固有の発症をするという考え方です(毒、化学物質、重金属イオン、農薬、放射線などが原因の物ももちろんあります) 同じ治療法で突発性難聴(耳鼻科の先生からこれ以上良くならないと言われていた症例)を完治させた実績があります(自分含む) この治療法の特効薬であったジョサマイシンは2023年7月で販売終了してしまい当院の在庫も消費期限を迎えてしまいいま代用品を探していますがなかなかいいものがありません

オーバーカントゥア(歯茎付近の歯の豊隆が大きめということです)で物理的刺激を防ぐ。

ここの豊隆で 食べ物の物理的な刺激から歯茎(ポケット)を保護しているのですが、歯科大では自浄作用がどうこうという理由で豊隆は少ないほうがいいと習いましたし、技工所に聞いても技工士学校でもそう教えていると聞きました。
「豊隆不足で歯肉が食べ物の物理的な刺激により歯周病になる」私は卒業後1年2か月でこの問題点に気が付きました。
歯石除去を衛生士任せにしているせいなのかわかりませんが、なんで気が付く先生はこんなにも少数なのか大阪大の元教授やら、西原先生もそうですけど、有名な先生も一定数いますけど、いまだに少数派です。
某大手技工所に聞いたところ、オーバーカントウワーの指示があるのは熊本県内では私だけ、鹿児島には2人だそうです。某中堅どころの技工所では私だけらしいです。
最初に勤務したところは雇われでしたので思うようにできませんでしたけれど職場を変えて96年からやっていますけれど、テキメンに効果が出ます。
いろいろ言ってくる先生は一定数いますけれど、こちらは実績があるんです。
思い付きで言っているわけではないんです。
机上の空論はいいからケチ付ける前にやってみてから言えと言っています。
豊隆が付くとそれだけ金属を使いますので強度がでて噛んだ力でパコパコしないので、2次う蝕になりにくいという長所もあります。しかし、歯科用金属は異常に高価なので金属量が増える分、原価がかかりすぎるという深刻な短所もあります。

温めた次亜水を歯石除去に使うわけ

これはアメニティの為にしているわけではありません。
口腔内は内臓なので体温以下に冷やしてはいけないという考え方によるものです。
特にのどは冷やしてはいけないと考えております(オーリングテストによるとのどを冷やすと口腔内の細菌がそこから血管に入り全身に回る)
診療台に標準でついているものを使わずにわざわざ携帯可能なボトルタイプの器具を使っております。
スケーリング・ルートプレーニング(SRP)を含む、激しい非外科的治療は治療後に強い炎症性刺激として作用し、急性炎症反応を誘発します。
出血を伴う歯石除去は結構危険な診療行為と考えております。
フルマウスSRPの1日後には穏やかな全身性急性期反応が起きますが、アジスロマイシンなどの薬剤併用でそれらを抑制することができます。
しかし、毎回投薬というわけにもいきませんので当院ではかわりに温かい殺菌水をつかいます。
また同様に、歯肉縁下スケーリング前の歯周ポケットにおいてミノサイクリン軟膏は臨床、細菌および歯肉溝滲出液中サイトカインレベルを改善させますがなるべく薬に頼らないようにするために温かい殺菌水を使うようにしています。

歯周病の原因の壁

一般的には歯周病菌が原因ということになっていてそれはそれで正しいのですが
オーリングテストをするとその根本原因が腸内細菌とヘルペスウイルスという反応が出ます つまり口腔内細菌、腸内細菌、ヘルペスウイルスによる複合感染にも拘らず 口腔内細菌にしか着目していないのが歯科界の現状で治らない病気と言うことになっています 口腔内の衛生状態はいうまでもありませんが、口呼吸と体温以下の飲食と生食が原因なわけです。この考え方は多方面に敵を作る危険思想なのが原因なのか わが師西原克成先生をもってしても全く一般に広まりませんでした ですから私ごときが広められるわけがないのですが一応言うだけ言っておきます
その他には物理的な刺激(うつ伏せ寝頬杖などの
悪習癖と歯の形(歯と歯の間にすき間がある 歯の歯茎付近のふくらみで歯茎に(ポケットに)直接食べ物の物理的刺激がかからないように保護しますが膨らみ(豊隆)が足りないと歯茎に負担がかかる)があります。

歯周病は生活習慣病なのであるレベルを超えると歯科に月一回来たくらいでは治らないです。
お客様気分で歯科医院に行くのではなく、積極的に自分も治療に参加するつもりで頑張りましょう。

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