オーバーカントゥアー
歯茎付近の歯の豊隆が大きめということです。
ここの豊隆で 食べ物の物理的な刺激から歯茎(ポケット)を保護しているのですが、歯科大では自浄作用がどうこうという理由で豊隆は少ないほうがいいと習いましたし、技工所に聞いても技工士学校でもそう教えていると聞きました。
「豊隆不足で歯肉が食べ物の物理的な刺激により歯周病になる」私は卒業後1年2か月でこの問題点に気が付きました。
歯石除去を衛生士任せにしているせいなのかわかりませんが、なんで気が付く先生はこんなにも少数なのか大阪大の元教授やら、西原先生もそうですけど、有名な先生も一定数いますけど、いまだに少数派です。
某大手技工所に聞いたところ、オーバーカントウワーの指示があるのは熊本県内では私だけ、鹿児島には2人だそうです。某中堅どころの技工所では私だけらしいです。
最初に勤務したところは雇われでしたので思うようにできませんでしたけれど職場を変えて96年からやっていますけれど、テキメンに効果が出ます。
いろいろ言ってくる先生は一定数いますけれど、こちらは実績があるんです。
思い付きで言っているわけではないんです。
机上の空論はいいからケチ付ける前にやってみてから言えと言っています。
豊隆が付くとそれだけ金属を使いますので強度がでて噛んだ力でパコパコしないので、2次う蝕になりにくいという長所もあります。しかし、歯科用金属は異常に高価なので金属量が増える分、原価がかかりすぎるという深刻な短所もあります。